「チーム」が作る現代の高度医療

お産に危険が迫ってしまった場合などには、現代の大きな施設などでは「チーム」で救命にあたるようなのです。ひとりの名医がいることが明暗を分けることもあるようなんですが、大病院だからといって必ず、ブラックジャックがひとりずついるわけはないのですよ。あちらこちらに、ブラックジャックのような名医がいたらある意味、怖いですよね。
産科医だけではなく、また看護師、助産師だけではなくて、麻酔科医や、小児科医もいて、それぞれの専門分野で力を発揮することが行き届いた医療処置につながるのですよ。これが、つまり大病院の安全性というなのです。また、麻酔科医は麻酔をかけるだけではないのですよ。
処置を受ける本人にとって、麻酔だけの関わりで、時にはもっぱら意識がない最中にお世話になる麻酔科医は、あまり印象に残ることのない医師かもしれないですよね。しかし、いざ手術となったときには、ほとんどの人が麻酔で不安になってしまいますよね。確かに、麻酔は処置に間違いがあるととっても危険な行為なのです。
麻酔がかかっている状態というのは、生命維持に関わる「心臓を打つ」「息をする」といった基本的な働きが不安定になりがちになるのです。麻酔科医は、麻酔がかかっているあいだに患者の心拍や、血圧、呼吸、出血など全身の様子を監視して、必要な対応をすることができるのですよ。執刀する産科医がこういうことまで兼ねるのは大変でしょうし、専門家なのですから高い技術も持っているのです。

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